結婚するまで9年程度常勤で歯科衛生士をしていました。

子供が幼稚園に入ってからは9時半から13時までですが、パートで勤務して、転勤を機に1年程度で退職しましたが、トータルでは10年程度歯科衛生士として勤務しました。

都内で2つの歯科医院、地方で3つの歯科医院で勤務しました。
地方から都内に行って、地方に戻る事になったので、転職回数は多い方だと思いますが、それぞれに特色があり、自分に合っている所、そうでない所ありました。

不動産と一緒で、すべて希望の条件に合っている職場なんて無いという事に気が付きましたが、【どの様な所で働きたいか?】【スタッフ人数はどの位か?】【専門としている分野はどの様な事でどの様な治療が多いか?】は就職する時にとても大切だと実感しました。

歯科衛生士は資格があるので、比較的就職しやすく、離職率も高い仕事ですが、どの様な事を重視すると自分に合った職場で働く事が出来るのか考えてみました。

どの様な就職先か?

私が働いて特色があったのは、都心のビジネスタワーに入っている歯科医院と都心で保険外だけの治療をしている歯科です。

都心部ではサラリーマンが多く、日曜日にはほとんど患者様は来院する事が無く、日曜のスタッフは交代でほとんどのスタッフがお休みという状況でした。最近では9時から9時まで開院していてシフト制という所もあります。

私が最初に働いた歯科医院もそうでした。週休3日の日がある変わりに9時から9時までの日が2日ありました。シフト制で週40時間程度に調整されていましたが、週に2回の長時間が私にとっては負担でした。

また午後2時から出勤する日も2日あったのですが、シフト制だと生活習慣がバラバラになってしまって不規則な生活になってしまうのが苦手でした。休みが多い事で、プライベートが充実すると思ったのとシフト制はスタッフが多いので、スタッフが少人数の所では色々な歯科衛生士の人と接する機会が無く、偏ってしまうと思いこの職場にしましたが、結果1年半で仕事を辞めてしまう事になりました。

その後シフト制の職場では働いていませんし、今後もシフト制の所で常勤では働く予定はありません。子供が幼稚園に行っている午前中等パート勤務であれば良いと思いますが、私には合っていないと感じました。

勤務時間はとても大切です。生活スタイルが変わってしまいますし、ストレスになってしまうと辞める原因にもなってしまいます。時間と休みだけで決めてしまうのもお薦めしないのですが、私が最初に働いて一番大変だった所でした。

歯科衛生士という仕事自体はせっかく始めたので、続けていきたいと思っていましたが転職する事を決めました。

新しい就職先

前回の失敗を生かし、次に就職したのは19時までで日曜が休みの週休2日制の歯科医院でした。

スタッフはパートの人も含めて5人で多くは無かったのですが、先生もアルバイトで週に1回来ている先生が3人いて、比較的閉鎖的では無い歯科医院でした。

審美的な治療はほとんど無く、一般的な虫歯に治療がメインの歯科医院でしたがスタッフ同士も仲が良く、先生も温厚な先生でのんびりした歯科医院でした。

歯科医院はスタッフが少ない所も少なくなく、人間関係で悩んで辞めてしまう友人も多かったです。人数が少ないと先輩の考え方や先生の考え方大きくなってきます。多少間違っている事やおかしな事でも歯科医院にカラーになってしまう事も少なくありません。

実習に行った時に人数の多い所と人数が少ない所に行ったのですが、人数が多い所は風通しが良く、人間関係で悩む事が少ないと感じました。

同じ事があってもスタッフが少ないと大きな問題になってしまう事があります。仲が良いと良いのですが、難しい場合も出てきます。スタッフ人数は今でも大切だと考えています。

また、私は審美的な治療にも興味があったので、虫歯の治療だけをやっている所より、インプラントやホワイトニング等新しい治療にも関われる所が良いと思いました。

そんなタイミングで彼の転勤があり、都内に引っ越しする事が決まったので2年働いた地方の歯科医院を退職して都内の歯科医院に転職する事が決まりました。

都心の歯科医院

せっかくなので、審美的な事も行っていて都心の場所で働いてみたいと思い、都心のビジネスタワーの歯科医院に就職しました。常勤の先生も5人おり、法人で他に2つ分院がある所でした。

スタッフの人数も多く、受付、歯科衛生士を合わせて10人程度、シフト制でも無くホワイトニングやインプラント等今まで関わった事に無い治療を見る事が出来てとても充実していました。

スタッフ間も仲が良く、社員旅行も海外に連れて行ってもらえる等、恵まれた環境だったと思います。またスタッフが多いので、有給休暇を皆しっかり取っていました。

1年間で7日程度あった有給を順番にとって行くので、遠慮して有給が取れないという事が無いといった所も充実していると思いました。

働く上で福利厚生はとても大切です。自分が仕事で携わりたい事、時間、福利厚生、スタッフ人数は私が重視している点です。

充実した職場でしたが、都内には保険外だけの治療をする歯科もあると知り、とても興味がありました。

いずれは地元に帰る様な感じだったので、働ける時に働いてみたいと思い、2年程度働いた職場を退職して保険外だけの歯科に転職を決めました。

保険外のみの歯科医院

今までで一番特色があったのは保険外だけの歯科です。完全個室で、カウンセリングもしっかりと行い、満足度が高い治療を目指していました。

ホワイトニング等もアロマを選択してもらって、居心地の良い空間作りをして白くする事だけでは無く、リラックス効果も提供する事が出来る様にしていました。

虫歯の治療だけをする事は無く、セラミックによる歯並びやインプラントも本数の多いものも行っていましたし、全身麻酔の症例もいくつかありました。

インプラントは1本から3本くらいの症例は見た事があったのですが、1度に8本程度施術する事を経験する事が無く、とても勉強になったと思います。また、接客接遇に力を入れていたので、出来るだけ居心地の良い空間作りをする事を教えてもらえたのはとても良かったです。

スタッフ間も仲が良く、仕事が終わった後も皆で良くお食事に行ったりしました。普段の生活でホテル等での接客はとても参考になると教えてもらったのは印象的でした。

スタッフルームにはリッツカールトンの接客術等の本もあり、歯科で働いているのですが、患者様の満足度を得るにはどの様にしたら良いかを良く考えていた所だと思います。

敬遠されがちな少しうるさい患者様でも、うるさい患者様を納得してもらえる事が出来るとその方が紹介してくれる患者様はとても多かったです。これはとても勉強になった所でした。

土日の休みや祝日、大型連休等は必ず休みというわけでは無かったのですが、とても充実した職場でした。

地元に帰るので、こちらも退職してしまいましたが、色々な事を勉強する事が出来た歯科でとても良かったと思っています。

地方の歯科

その後地元に帰って地方の歯科に再就職しました。新規オープンの所で働いた事が無かったので、働いてみました

新規オープンは軌道に乗るまでに時間がかかり最初は患者様も来るまで時間がかかりました。
スタッフも人数が多くは無くパートの人も入れて4人と先生が2人でした。

私の印象ですが、軌道に乗るまで賞与もすごく少なかったイメージがあります。結婚するまで働きましたが、ある程度軌道に乗っている歯科が良いなと思った印象がありました。

歯科衛生士は働く場所によって勉強するが出来る事が変わってきます。自分に合った所を選択する事が満足度が高く長く働けるコツかなと思っています。